【秋の定番】豊平峡の紅葉２０２１年版 (言うまでもなく絶景)
札幌を代表する紅葉スポットのひとつ豊平峡。
１０月６日現在、木々の色づきも深まっており、そろそろ見ごろといった感。
猛暑の夏は紅葉が綺麗になると言われていますので、この後のピークに期待できそうです。
札幌中心部から車で１時間で行け、定山渓温泉も近い。周辺と合わせて丸１日過ごすのも楽しい地域にありますので、秋の行楽におすすめです。
駐車場は料金無料で約２５０台のキャパシティ。
特に入園料のようなものはかかりません。
駐車場からダムのあるエリアまで約２キロの距離があり、徒歩で行くことも可能ですが、道のりの大半はトンネルなので歩いていくのは少々退屈です。
ここは１０分間隔(時期による)で稼働している電動バスを利用するのがオススメ。
料金は、
往復／片道
●大人 ６４０円／３６０円
●小人 ３２０円／１８０円
運行時間は ８:４５～１６:００まで （下り最終便１６:３０）
となっています。
※ 途中には“九段の滝”など見どころもあるので、滝マニアの方はあえて徒歩を選択するのもアリだと思います。
乗車時間５～６分でダムに到着。
岩山に囲まれたダム湖と広々とした空間が眼前に開けます。
それにしても都心から僅かの距離で、この山奥感。
つくづく札幌という都市は、表情が豊かだなぁと。
なみなみと水を湛えたダム湖は、札幌ドーム３０個分の水量を誇ります。
一応、定山湖という名がありますが、あまり浸透していない気が…
紅葉の進み具合は６～７割くらいと言ったところ。
まもなくむかえるピーク時にはさらに美しい景観をみせてくれるでしょう。
この崖下の色づきはすでにMAXレベルではないでしょうか。
北方向の眺めも良いですね。
先ほど潜ったトンネルの上部を見上げると、山の上の展望台とレストハウスが見えます。
山の上には、無料のリフトカーで登って行けます。
ごく短い距離ですが、なかなか楽しめます。
激シブいレストハウス“だむみえ～る”は、１０:３０～１６:００の営業。
ダムカレーの他、ラーメン、そばなどのメニューを提供しています。
天気の良い日なら、テラス席でジンギスカンなんてのもオツだと思います。
高い場所なだけあり、紅葉があざやかです。
新設の展望デッキからの眺めはこんな感じです。
アーチ型のダム壁がかっこいい。
天端に人がいるとスケールのデカさがわかります。
１０月中は、土日祝９:００～１６:００、平日１０:００～１５:００まで観光放流が行われますので、豪快に水が放たれる様子を見ることができます。
レストハウス脇から“渓谷展望台”へと続く山道が伸びています。
けっこうキツい勾配のうえ狭い道なので注意して登るべしです。
東屋があり、より高い位置からの眺めを楽しめます。
正直、ここは時間に余裕のある方はどうぞといった感想です。
下に降りてきました。
ダム湖を横目に管理棟の方向へ歩きます。
豊平峡ダム資料室の建物です。
こちらは、ダムと自然環境に関する展示を行っています。
豊富なテキストと映像コンテンツで、小さいながら内容の濃い施設となっています。
いかがだったでしょうか。
今年は緊急事態宣言解除の直後とあってか、エリア全体で受け入れ態勢に気合が入っている印象を受けました。
紅葉ピーク時期の週末は例年大変な渋滞が起きているので、余裕を持った計画を立てて訪れてみてください。
この日(１０月６日)のように平日の朝なら混まないかもです。