町中の公園にクマタカがおった!!

札幌市内の公園でクマタカを目撃した。
この公園には自然の森が残っていて、面積もかなり大きい。野球のグラウンドや遊具スペースがあり、そのすぐそばには木々が茂った沢もある。住宅地にかこまれていることを忘れてしまうほどワイルドだ。棲んでいる鳥獣も多彩で、過去にはハイタカやオオタカも目撃したことがあるが、まさかクマタカまで現れるとは…。


上の方で、やたらとカラスが鳴いている。なんだろうと見上げると、高い木の上にカラスの群れと、何か白っぽいすがたが見える。
でかい猛禽類だ。ぱっと見、トビよりでかい。
お腹が白っぽいのでノスリかと思ったが、腹巻き模様がないし、何より大きすぎる。


後ろ頭が逆立っている。冠羽のある猛禽だ。
これは…
最初に思い浮かんだのはオウギワシ。
そんなわけないよね。


クマタカ幼鳥か。初見。感激!
けっこう長時間、動画で撮影したが、手前の枝にピントを持っていかれて大部分が使えない映像になってしまった。
それにしても、たくさんのカラスにモビングされても一切動じない姿に感服した。


クマタカがこんなところに定着するはずはなかろうと思い、翌日も「運がよければ…」くらいの気持ちで行ってみると、
しばらくして沢の方に現れた。
この位置は高さがちょうどよかったが、すぐに上の方へ行ってしまった。


逆光で写りはイマイチになってしまった。しかし20分くらいは観察できた。
近くでエゾリスがちょろちょろしていたのだか、襲い掛かったりはしなかった。


今日もカラスにモビングくらっていた。おかげで冠羽を立てるところも見られた。
「森の王者」と呼ばれるだけはあって堂々としていて本当にかっこいい。タカと名にがあるが、サイズ感は完全にワシ。
絶対にまた会いたい…