釧路湿原 温根内ビジターセンターから木道を歩く
国内最大の湿原であり、貴重な動植物が生息する釧路湿原。
東京23区がすっぽり収まってしまうほど広大なエリアですから、どこからアプローチしようか迷うことも多いです。
2023年9月、釧路市街からアクセスし易い湿原の西側エリアを訪れ、自然を満喫してきましたので、動画でお伝えします。
釧路市湿原展望台。団体客も多く訪れるメジャーなスポットです。
近くには遊歩道の入り口があり、15分ほど歩いて森を抜けると、雄大な風景が広がるサテライト展望台に着きます。
ここからの眺めは東側にある細岡展望台と並んで釧路湿原を代表する景観ですね。
眼下の広大な自然を見渡すと、あちこちに動物や鳥類が隠れてそうでワクワクします。
下に降りて、湿地に足を踏み入れたい気持ちになるのも無理からぬこと。
釧路市湿原展望台から北へ4キロほど行くと、温根内ビジターセンターがあります。
湿原に関する資料などを展示するセンターの建物があり、その横から木道が湿原内へ伸びています。
木道は1時間くらいで一周できるコースとのこと。短いコースもあるようです。
ここでなら、俯瞰で眺めるよりもっと大自然を感じることができそうです。
真っ白な木道を歩きハンノキ林を抜けると、ヨシやスゲの湿原へと至ります。
広大なフィールドに吹き渡る風。
展望台で眼下に見えたあの土地に降りてきたぞという実感が湧きます。
ただの原野に見えなくもないですが、木道の下は水が溜まってジメジメしているようで、やっぱり湿地なのだとわかります。
木道の最奥部。
何もない、寂しさのクライマックスです。
ところどころにぽつんと立つ木が印象的。
アフリカのサバンナのような雰囲気を醸し出しています。
ここまで来てよかったとしみじみ思います。
動画では、エゾシカやエゾタヌキなどの動物も登場するので、是非ともご覧ください !!