【涼しげ】 すぐ行ける雰囲気のある木道4選 【札幌近郊】

木道を歩くって気持ちいい。
風を感じながら自然の中を歩くと、都会に生きるストレスを忘れる…
でも、この夏は暑すぎなんで涼しさはあんまり無いかもです。
というわけで、札幌市内と周辺のそこかしこにある木道から、とくに雰囲気の良い4つのスポットをピックアップしてご紹介します。

平岡公園

平岡公園は清田区の住宅街そばにある広大な公園です。
広すぎて道央自動車道で東西に分断されてます。
より自然が豊かなのが西側の地区。
開発前の森林が一部そのままに残っていて、ワイルドな景観が楽しめます。
梅まつりで賑わう梅林もこちら側にあります。
 
 

こじんまりとした人工の湿地があり、その間を木道が渡されています。


完全に田舎の風景です。
とても都市部の公園の中とは思えない。
しばし里山の雰囲気にひたるには良い場所。
 
 

小さな池があり、ほとりに観察用の遮蔽物も建っています。
なにか生き物がいるみたいです。
 
 


マクンベツ湿原

かつて石狩川下流域に広がっていたという「石狩湿原」。
その面影は、今やここ「マクンベツ湿原」に残るのみ。
幅1メートル、長さ400メートルの木道はまだ新しく、快適な散策が楽しめます。

木道は、ハンノキ林とミズバショウの群生地を貫き長~く伸びています。
ミズバショウの花は4月中旬頃が見ごろだそうです。
(この写真は5月下旬の撮影)

湿地ゾーンを抜けると、一気に視界が開けます。
広大な草地が広がる中間地点。
まるでアフリカみたいじゃないですか ! 行ったことないけど。

石狩川に行き着いて木道は終点です。
寂寥感の漂う風景に絶句…
 
 


西岡公園

旧陸軍の水道施設として誕生し、現在は市民の憩いの場として多くの人が訪れる西岡公園。
夜は心霊スポットとして怖い場所ですけど、昼は昼で大砲レンズ装備のガチバーダーがたくさんいて、それも少し怖いです。
 
 

今年改修を終えて生まれ変わった木道は、安全性に配慮した手すり付き。
素材は木のようで木じゃないのかも。
 
 

天然の湿原エリアを通り、自然を感じながら散歩を楽しめます。
この日は目の前をエゾリスが走り抜けていきました。(早すぎて写真はナシ)
ところどころに分岐もあります。
 
 

5月下旬ですけど、こんな理由で一部のルートが塞がっておりました。
スズメバチ怖いです。
 
 

明治42年に造られた取水塔は国の登録文化財。
間近で見ると、年月を経た迫力が凄い。
 
 


 
 

ウトナイ湖

ラムサール条約登録地として有名なウトナイ湖です。
定住者のハクチョウさんがお出迎え。
このお方、人慣れしていて警戒心がまったくありません。
よく見るとけっこうカワイイもんです。
 
 

ここの散策路は、ところどころが木道になっています。
コース中には湖岸をながめられるスポットが点在。
 
 

湖の対岸にエゾシカがいました!
暑さのあまり水浴びに来たんでしょうか。
膝まで水に浸かっていますよ。大丈夫っスカ?
 
 

森の中を縫う木道に入っていきます。
荒れた感じが他とは一味違います。
 
 

ますます暗く危険な感じになってきました。
ある意味雰囲気バツグンです。
あの猛獣が出たという話も過去にあるので、いつでも安全とは言い切れないです。
 
 

開けた場所に出ました。
開放感があって気持ちいい。
散策路は、このあとまだまだ続き分岐します。
バードサンクチュアリになっているだけあって、鳥類の気配は抜群に濃いです。